デブ歴満6年「僕が太り続ける愛しき理由」


僕がツヤツヤテカテカな笑顔で
太り続けることができる愛しき3つの理由

1つ『太っても許される家庭環境』

2つ『太っても不利益のない社会』

3つ『太れば太るほど美味しい環境』

少しでもデブをネガティブに感じてる同志に
ポジティブにデブを楽しめる秘訣を語りたい



【太っても許される家庭環境】

子供が生まれるまで
約8年嫁さんとの二人暮らし

今となってはデブがニュートラルだが
嫁さんがまだ彼女であった頃
僕の体重は現在の-30キログラム

もはや別人レベルの容姿


後に旦那となる彼氏の
劇的ビフォーアフターを
観察していた嫁さん

年間10キロ単位で増量していく旦那を
微笑ましく見ていられる強靭な精神の持ち主

そんな嫁さんとの
特別な時間は‟毎日の食事“

ガッツリ共働きだと
趣味を共有する時間が少なく
互いの休みが合う時に偏ってしまう

そんな生活だからこそ
一緒に食卓を囲めるディナーに 
一層ありがたく感じる

そして太る根源
我が家のお料理担当が僕


365日食卓のことを考えてるわけで

食べたいものを
食べたいだけ卓上に並べ

最幸の時間を嫁さんと食す


そんな太るにイージーモードな家庭環境に加えて
何を食べても美味しいと笑顔を魅せてくれる嫁さん

自ら厳しく律する以外に痩せる可能性は永遠の0

幸福な食卓は
僕が太り続ける愛しき理由
『太っても許される家庭環境』



【太っても不利益のない人間関係】

社会人歴=デブ歴

ここ数年で知り合う人間には
僕=デブがスタンダード

『ヤセがデブ』になると
ストレスや運動不足などの
デブ用テンプレートに揉まれ
これまで以上ストレスフルな社会に

『デブがヤセ』になれば
ダイエット成功の称賛+成功談のヒアリング
過度な減量には病気などの心配+過度な気遣い
コレも息苦しくなりそう

『ヤセがヤセ』を続ければ
心配するわぁ
けど安心してください
太れない友達を
同居して太らせた実績がございます
デブにしかないデブるノウハウがある

そして『デブがデブ』 を続けても
清潔感のあるデブであれば

誰も気づかない
誰も傷つかない
誰の興味にも止まらない

「いつまでデブなんだよ!!」
「まだ太れるのかよ!!」
「いい加減痩せろよ!!」

時々ツッコまれるけど
何言ってるかよくわかんない
耳に脂肪がつまってよく聞こえない

デブに関するご意見をおかずにライス大いけちゃう



【太れば太るほど美味しい環境】

やいやい言うとりましたが
結局背徳感なく太れる理由はコレ

『太れば太るほど色々と美味しい』

メシが美味いのはもちろん

デブに優しいこの世界では
デブとの会話は食に関する
話題が安パイとなっている

ジャンクデブではなく
グルメデブを公言していると

美味しいお店の情報や
一緒に食事をするお誘いが舞い込んでくる

「はぁー今日もデブで、よかったぁ! !」

清潔感のある明るいデブを
嫌う人はあんまりいないみたいで

自己管理能力が乏しい=気を抜ける愚か者
なのかもしれない

加えて太ることにポジティブであれば
第三者の気分を害することもほとんどなく 
むしろ好感がもたれる可能性すらある

食べることが嫌いなデブはいない
コレもありがたい 

ハイパーポジティブに
「メシ行きませんかー?」
「その店僕も行きたいです!」
「一口と言わず全部ください」 

ポジティブデブ×愉快な人間性
=愛されるデブ 

この前偶然にも空港で
サンドウィッチマンの伊達さんをお見かけした際

恐れ多くもファンであることを
伝えさせていただきました

すると伊達さんはにんまりの笑顔で
「ありがとうございます」と一言

ファンであることを誇らしく思えるほど
最高に良い笑顔に改めて惚れ込みました

太れば太るほどは言い過ぎかもしれないけど

清潔感×明るさ×ポジティブ×愉快
笑われる&笑わせるデブ=愛されデブライフは
食事も社会もマルっと美味しい

以上がポジティブに太り続けられる3つの理由
『太っても許される家庭環境』
『太っても不利益のない社会』
『太れば太るほど美味しい環境』

デブが許される間
なんの負い目もなくデブ満喫しよ